いったいどんなコンサートなのか(7) -楽器アンサンブルの曲紹介2-2023年12月09日 23:25

器楽曲のご紹介があまりできてませんでした。

「猫何」という曲、これは数年前に作った作品の今回は新編曲バージョンの披露になります。
妙な題ですが、もともと「猫はいつも何ものでもない」という題のラップ仕立ての曲だったんですが、それをピアノソロバージョンにしたときに、縮めて「猫何」というタイトルにしたのです(「何」という題のシリーズも別にあるので、それとも関連させて)。曲の途中の部分を、リハーサルから少しご紹介:

「猫何」(リハーサルより)

コンサートのなかでは、安藤昌益が猫の視点から人の世のことを語った部分の朗読があり、それに続いて演奏されます。そして、辻菜津子さんと新部健太郎さんがデュエットで踊るステージでもあります。



もう一曲、「四行転回の楽」。これは「四行」にちなんだ今回の新作器楽曲のひとつですが、ピアノがメインのところに、オーボエや鍵盤ハーモニカが控えめに重なってくる、不思議な雰囲気の曲です。

「四行転回の楽」(リハーサルより)

何かがグルグルと回っているような、題名との関連を、ほんのり感じていただけるのではないでしょうか?

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